甲南包装工業株式会社は、お客様のお悩みを解決する総合商社です。

甲南包装工業 エピソード１

取引先A社様は「明日納品のシールの発注を忘れていました」当日4時頃電話があり、明日3時までに埼玉県加須市に納品して欲しいと連絡がありました。
原紙は四国にしかないので大いに困りました。
原紙メーカーに明朝8時に着くように、佐川急便の時間指定で出す様依頼しました。そして、加工先の社長に当社に8時に来て貰い、8時に着いたシール原紙を渡し午前中に仕上げるように指示し、午後2時までに加須市に納入できました。
A社様の担当課長様より「甲南さんのお蔭で本当に助かりました」と、とても感謝して頂きました。

甲南包装工業 エピソード２

大手の印刷会社様からイベントのお土産を入れる手提げ袋の注文を頂きました。
お客様から指定された紙では硬くて機械貼りが出来ないので、もう少し柔らかい紙を選んで頂くようにお願いしましたが、「社長が決めてきた紙だからとても変更など出来ない」言われました。
手貼りになりますと作業は小菅刑務所で行う為、日産200枚と決まりがあるので、「それでもよろしいですか？」と念を押しました。それでよいという事になり、小菅刑務所でスタートしました。
ところが初日の土曜日は200枚あれば十分だと言われていましたが、金曜日の朝に電話が入り、急に土曜日午前中に1,000枚に変更になりました。
刑務所に何度も掛け合っても全く話になりません。困った挙句に刑務所長に電話で事情を話したところ「担当職員によく話してみましょう」と言って頂きました。そうしたらすぐに担当職員から電話が入り「勝手なことをして貰っては困ります」と酷く叱られました。
そこで印刷会社の部長さんと相談し、新規にスタートしようという事になりました。金曜日の午後4時のことです。
それから原紙を用意し、印刷、抜、筋押し、裁断、ひもの手配をやり、翌土曜日の8時に当社営業5名と加工先の20名でスタートし、手張り作業で1,000枚 午後一番で納品出来ました。
月曜日の朝、印刷会社の部長さんが「クビにならずに済みました」と挨拶に来られました。

甲南包装工業 エピソード３

国内最大手の印刷会社が直接発注しても出来なかった事。
日本を代表する印刷メーカーが食品の有名ブランドの化粧箱を作っていましたが、ある時印刷会社が理由はよく判りませんがどうしても出来ないと断って来ました。
日本を代表する印刷メーカーの常務さんが直接印刷会社の営業部長と掛け合っても出来ませんでした。
甲南包装に話が来たのは日本を代表する印刷メーカーの下請のA社から話が持ち込まれました。
甲南包装は当社の下請けの印刷会社の社長に事情を話し協力を要請したところ、たまたま断ってきた印刷会社の社長と懇意にしている事が分かり、結果的に甲南包装経由で化粧箱の納入ができました。
日本を代表する印刷会社の常務さんから「うちが直接注文しても出来なかった事がどうして下請の会社が出来たのか？」と大変不思議がっていました。
下請会社の社長さんの株がおおいに上がったそうです。